石巻市にある石巻市・女川町基幹相談支援センターくるみを見学しました。身体障がい、知的障がい、精神障がいの方だけでなく、様々な相談があるそうです。「くるみ」は、事業者などの情報が豊富で、一人ひとりに対して丁寧に対応している様子がうかがえました。
登米市の事業者の方から、登米市でもこのような相談支援体制をとってほしいとの要望があり質問しました。
【一般質問】
基幹相談支援センターは、障害のある方やその家族の方等の総合的・専門的な相談窓口、地域移行・地域定着の環境整備、地域の相談支援体制の強化等のための拠点です。第6期本市障がい者プランでは、「新たな相談支援専門員等の人材確保が困難な状況にあって実現が難しいなどの理由により、設置には至っておりません。今後は、市における望ましい基幹相談支援センターのあり方を検討しながら、既存の相談支援事業の見直しなどにより充実を図ります。」としていますが、障がいの状態や家族の状況が多様化・複雑化し、一人ひとりに合った支援が求められるなかで、専門性を持った総合的な窓口の必要性は高まっていると思います。本市の相談支援体制を一歩前に進めるために、基幹相談支援センター設置の検討を進めるべきと考えますがいかがでしょうか。
【回答】
現在、本市では、身体障がい、知的障がい、精神障がいの3障害に精通した市内2事業者に相談支援事業を委託し、必要な情報の提供や助言、サービスの利用支援等を行っている。
社会情勢の変化に伴った多様化するニーズに対応するため、本市における将来的に望ましい障がい者支援について、基幹相談支援センターの在り方も含め、他自治体の取組等の情報収集を行いながら、支援の充実に努めていく。
【回答を受けての私見】
本市に合った相談体制の整備を進めていただきたい。