介護が必要になっても住み慣れた地域でいつまでも暮らし続けられるよう、2000年に介護保険制度が創設されました。国の制度ですが、自治体は運営主体であり、持続可能な運営をしていかなかればなりません。
本市は事業関係者の皆さんの努力により、充実したサービス提供がなされていると思っています。一方、本市の介護保険料は県内で最も高く、負担が大きいとの声もあり、持続可能な介護保険であるために以下の質問をしました。
①県内で最も高い介護保険料についてどう評価し今後の方向性をどう考えているのか。
回答:安定的な介護保険財政運営にために必要が保険料額である。介護サービスの需要は今後も増加していくと見込まれる。一方介護保険料を納める人数は減少しているため、介護保険料がどうなるのかは見通せない。
②過去3年間のデータを計算してみると、「事業対象者から要開度2まで」と「要介護3から要介護5まで」の「対象者数」は6対4になっているのに対し、「事業に要した経費」は3対7になっている。持続可能な介護保険であるためには、重度化を防ぐことが重要と考えるが特にに力を入れている取組はなにか。
回答:積極的に介護予防に取組み重度化を防止していくことが重要となる。特に地域における住民主体のミニデイサービス・シニアサロンなどの活動、認知症の理解を深めていただくサポーター養成講座などに力を入れている。
③住まい・医療・介護・介護予防・生活支援の各分野が互いに連携しながら地域住民の課題を支援することが重要である。市が中心になって庁内連携体制をとり、総合的な相談支援・参加支援体制をつくり、地域づくりにつなぐことが大切ではないか。
回答:高齢者、障害者、子ども、生困窮窮者などの分野、垣根を超えてワンストップで対応できるよう重層的支援体制の整備が今後必要になってくると感じている。
介護保険は年をとっても地域で暮らすためになくてはならない制度になっています。介護保険が持続可能であるよう、重度化を防ぐために元気な高齢者が社会参加する仕組みづくりが大切です。また、ケア労働は重要な仕事であり介護従事者の待遇改善は大きな課題となっています。