9月25日、県内で一番早い新米試食会が開催され参加しました。「ひとめぼれ」「ササニシキ」「だて正夢」の3種類の新米と地元産食材を使ったおかずが並び、温かな地元の味を楽しみました。高温障害だった昨年と違い、今年のコメの味は粘りや甘みは例年通りでとても美味しかったです。
2024年米の概算金は上昇し、15年以降最高の額となっています。本市では87万俵の収穫が予定されており、約40億円の増額になると見込まれます。農家は生産コストを賄えない状況が続いていましたが、収入増は明るいニュースです。担い手不足の解消に役立ってくれることを願います。
一方消費者にとっては主食の米の値段が上がり家計を圧迫することになります。アメリカでは生産者の所得を保障するために、消費者への補助金もあるそうです。持続可能な農業を支える仕組みを改めて考えていくことが必要と考えます。