米谷地区におけるバイオガス発電所の無放流への計画変更について【2021年12月定期議会一般質問】

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事業者は、国内で初めてという施設からの排水を無放流とする方式に計画を変更してきました。これまで開催した説明会において、住民からは、排水が環境に影響を与えると意見があり、それを踏まえての変更とのことです。この計画変更について市の見解を質しました。

【一般質問】

市長は、この開発事業に対して「自然環境、住民の生活環境を最優先する」としています。今回計画変更した国内で初めてという無放流の発電事業のスキームについて、どのような見解をお持ちでしょうか。技術的、コスト的に確立され継続できるものと判断していますか。住民が心配している万が一の事故時の対応策は十分講じられているとお考えでしょうか。

【回答】

【無放流の方式を採用することについての見解】
国内では初めてのことであり、これらの設備機能が十分に発揮され、安定した稼働が見込める施設であるのか、事業継続に向けたコスト面も含めて懸念される。さらに万が一の事故や環境への影響も含め、地域住民の皆様の同様の不安も抱えており、開発指導要綱及び環境基本条例に基づいた事業者への指導に努めることはもとより、自然環境や生活環境に影響を及ぼすおそれが無いか、今後も事業内容を精査していく。

【回答を受けての私見】

事業者が提示した計画変更については、現実的に可能なのか疑われる状況にあります。市は住民の生命と財産、自然環境を守る責務があり、しっかりと調査を進める必要があります。

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