「おかえりモネ」のテーマをまちづくりに活かすために、さまざまな世代への木育活動の推進について質問しました。
【一般質問】
「おかえりモネ」の機運を活かし、自然循環の源である「木」を中心に据えた、木育活動を積極的に進めてはどうでしょうか。
①子どもから高齢者まで、木のぬくもりを感じながら楽しく暮らすまちにするために、木のおもちゃに触れる体験や木工ワークショップ等による木育活動を進める。
②「木」を通した、多世代交流や子育て・子育ち環境をつくる拠点を整備する。
③教育の中で、本市の林業の現状を伝え、森林を守り、育て、次世代につなぐことの重要性を子どもたちとともに考える機会をつくる。
【回答】
【もくもくランド等を活用した木育活動】
道の駅津山・もくもくランドでは、木のおもちゃ、矢羽細工の木工芸品を取り揃え、子どもを対象とした「クラフト教室」や「もくもく親子工作コンクール」を開催している。将来的には、地域おこし協力隊の木工芸支援員が、木育ワークショップを開催するなど、子どもから高齢者まで多様な木育活動ができ「木育拠点として整備」することも検討している。
【新生児へのプレゼントを検討】
森林環境譲与税を活用して、市内の新生児に市内産木材で作った「木のおもちゃ」をプレゼントする取組についても、検討を進めている。
【学校教育での木育活動】
米川・米谷・登米小学校、登米中学校に学校林があり、環境教育、体験活動に利用している。また、米川小学校の「みどりの少年団」では、広葉樹の植樹体験や地域の特産物であるマイタケの栽培と販売体験などを行い、森林の大切さを学んでいる。さらに、市内産のナラ材を天板に使用したスクールデスクを市内全ての小中学校に導入し、温かみと潤いのある教育環境づくりを行っている。
【回答を受けての私見】
多くの市民に「木」を楽しみ・学ぶ木育活動が広がるとともに、「森のまち登米」を全国に継続して発信できる取組に期待します。