(一社)本市観光物産協会や観光事業の方々とお話しをし、登米市に「観光地域づくり法人(DMO※)」が必要ではないかと考え、12月定期議会で一般質問をしました。
地方創生の柱として観光が注目され、各地で観光地域づくり法人が設立されている。本市においては、観光客を誘致し交流人口を増やして、地域の稼ぐ力を引き出し地域活性化につなぐために今後どのように観光振興を進めていくのか。
●7年度までの商工観光振興計画の達成度はどの程度か。回答:令和5年観光客入込数は目標値の約77%である。
●観光客や事業者に対する観光の窓口が一本化されておらず、どこに相談すればいいか分からないとの声がある。観光窓口の一本化、効率的な事業を継続的に推進する主体が必要ではないか。回答:体制の一本化は理想であり、取組を進めたい。
●(一社)本市観光物産協会は従来事業に追われ、物産や観光の開発などの本来業務ができないとの声がある。DMOなどの方向性を協会とともに検討すべきと考えるがどうか。そのために地域おこし協力隊の活用も検討してはどうか。 回答:他地域で設立されたDMOの8割が観光協会などの団体を母体として設立されている。本市に合った形を検討していきたい。現在地域おこし協力隊1名を募集しており、DMOの設立を含めた活動を担ってもらう予定である。
本市の観光振興のためには、官民が一体となった体制づくりが必要です。一緒に進めていきましょう。
※DMOは、観光地域づくりの司令塔として、地域住民や役所、あらゆる産業が連携して観光地域づくりを推進する役割を担います。観光地域づくりにおいて、自治体や民間企業など官民が一体となって連携するための中心的な役割を果たします。