里山特区について【2021年12月定期議会一般質問】

詳細記事

バイオガス発電施設が及ぼす環境への影響が不安視されるなか、三滝堂周辺を環境保全地域として「里山特区」に指定してはどうかとの質問をしました。

【一般質問】

三滝堂周辺は、昔ながらの懐かしい原風景、水や森とともにある暮らし、清流、生きもの多様性が残っている、貴重な場所です。本市が掲げる水の里、環境都市、循環型社会などの要となる地域の一つと考えます。

この地区を、市民の憩いの場、環境教育の場、これからの観光資源として、市と市民が協働で磨き上げていく「里山特区」にしてはどうでしょうか。

【回答】

夏を中心に多くの家族連れでにぎわう三滝堂ふれあい公園周辺は、年間45万人以上の利用客が訪れる道の駅三滝堂のほか、里山体験型の農家民宿や釣り堀、飲食店などがあり、美しい景観を含めて多くの観光資源を有し、様々なアクティビティが楽しめる地域になっている。

また、地域住民がグループを結成し、景観や生態系の保全などに取組み、平成27年に環境省から「生物多様性保全上重要な里地里山」に選定されている地域もある。地域住民と連携・協力し、豊かな自然環境を次の世代につなぐ必要があると考えている。

里山特区については、平成23年に地域活性化総合特区の指定を受けていた島根県雲南市の「たたらの里山再生特区」の事例があり、本市のまちづくりにも大変参考になるものである。今後、このような先進事例を調査研究しながら、取組を検討していく。

【回答を受けての私見】

長い間住民の努力によって守り続けてきた自然環境を次世代につなぐために、これからも様々な努力を積み重ねていく必要があると考えます。

タイトルとURLをコピーしました